俳句選者
若葉同人 大川畑光詳先生(最優秀賞・優秀賞・特別賞 選)
きずなスタッフ(きずな賞・美和子賞・笑顔賞 選)
最優秀賞
皇徳寺台なごみ園
雀ヶ野学さま
(朝の桜島を見て今日も生きようと祈る気持ち)
《評》 大川畑光詳先生
桜島は季節や時間によって様々な表情を見せてくれます。冬の朝日が、桜島の山頂から最初の光を放った瞬間を見られたのでしょう。それはまさにダイヤモンドの輝きだったのです。早起きのごほうびですね。印象鮮明な作品です。
優秀賞
ディサービスセンター陽光花
堀之内マサ子さま
《評》大川畑光詳先生
最近の天気予報は、良く当たります。それでも外に出るとなると空を眺めて確かめます。あいにく曇り空でいっそう寒く感じられます。それで思わず手をこすったのです。気持ちは何も言葉では表現していませんが、動作の変化で心の動きが見えてきます。
特別賞
ディサービスセンター白銀
松崎靜馬さま
(正月の箱根駅伝が火花を散らすくらいデットヒートしていた様子を書きました。)
《評》大川畑光詳先生
例年一月ニ・三日に開催される箱根駅伝。大学二○校と連合チームが出場して、往復ニ一七・一キロを走り、たすきをつなぎます。テレビ中継で激しいレース展開を見守られたのでしょう。「火を散らす」は「火花を散らす」と同じ意味の表現です。
きずな賞
ディサービスセンター陽光花
内田ムツ子さま
《評》きずなスタッフ
ディサービスが楽しみな様子が目に浮かびます。
美和子賞
皇徳寺台なごみ園
川畑トミさま
(布団の中はぐっすり眠れて幸せです。)
《評》きずなスタッフ
同じ気持ちになります。布団の中は幸せです。
笑顔賞
ディサービスセンター陽光花
大薗サツさま
《評》きずなスタッフ
想像すると誰もが笑顔になってしまう宝くじ。夢がありますね。