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第6回 ぬり絵コンテスト 入選発表👏✨

第6回 ぬり絵コンテスト

最優秀賞 米満マツエ様 「長寿」 (デイサービスセンター夢楽)

審査員のコメント

主に染色などの技法で使われる「ぼかし」を駆使し、隣り合わせた色の相性もとてもよく、美しく華やかでありながらやさしさと謙虚さを感じるのは作者の人柄でしょうか。鶴のオレンジから黄色につながる羽、緑からオレンジそして先端はピンクをあしらった亀の尾、ピンクの梅の花の配置など色の流れがとてもなめらかで眺めていたらまさに長生きできそうな元気をいただける作品です。

 

優秀賞 今村陽子様 「希望の春」 (シルバーフラット武岡台)

審査員のコメント

・他と比べて大きい画面ですが、隅々まで楽しんで塗られていて、色を塗ることが好きということがとても伝わります。後方の木々の影も、サラサラっと塗られていますが美しい。3人の女性のコーディネートもかわいく、向かって左の子のスカートのひだや、右の子のチェックのパンツに靴下などかわいいポイントがふんだんにちりばめられています。目が離せない作品です。

 

優秀賞 新地美鶴子様 「プルーン」 (仁田原ノ杜)

審査員のコメント

初めて目にしたときハッとしました。葉っぱが分厚くて瑞々しく、実もおいしそうなこと。葉っぱ一枚にたくさんの緑の色鉛筆を使っていて、葉の観察がよくなされています。葉の表の盛り上がりと裏の凹みが実に巧みに表現されていて、とても美しい一枚です。毎日眺めていたい作品です。

 

優秀賞 徳留則夫様「クジャク」 (城山老健施設)

審査員のコメント

計算して重ね塗られた玉虫色の羽が力強いタッチで塗られています。この羽がとても美しく、頭から首のピーコックブルーもよく計算されていて、このピーコックブルーの中に重ねられた黒と緑が上手く塗られ、緑の羽と共にお互いを高め合っています。力強く印象的な作品です。

 

特別賞 上野久様 「手まり」 (西谷山わかくさの郷)

審査員のコメント

手まり一つにつき実に多くの色を用い、 鮮やかに塗られています。一緒に描かれている狸も、 控え目ですが一匹一匹色を塗り分け、こちらも多くの色を用いて個性的に塗られています。何気ない細かいところも丁寧に色分けして、本当にぬり絵を楽しみながら制作しているところが大変美しい作品に仕上げています。狸の目が生きている作品です。

 

特別賞 大石恭子様 「こころに残る、あの頃の我が家」 (ラ・コリーヌ伊敷台)

審査員のコメント

・庭のピンクの花の木はサクラでしょうか、後ろの青い壁の建物との相性も良く印象的です。中心の紫の木も葉っぱの緑とのコントラストがとてもよく色の使い方が美しいです。手前の側溝や空の青まで隅々まで見る人の目を楽しませてくれます。よい思い出の詰まった作品です。

 

特別賞 迫ヤス様 「花(ひまわり) 」 (グループホームひばり)

審査員のコメント

・このお花に対する愛情をとても感じました。実に様々な色と塗り方の技法を使い、楽しんで愛情深く塗ってらっしゃるのが目に浮かびます。細かいテクニックやなんやかんやは抜きにして、感情をストレートに表現する。恐れ入りました。今後私のお手本になる作品です。

 

きずな賞 「オンリーワン」 山下まき子様 (シルバーフラット武岡台)

審査員のコメント

・濃い紫が頭の中をきれいに掃除して、すっきりさせてくれるほどの強烈なインパクトを与えてくれます。そのほかの全てにおいて濃いことが好印象です。とにかく印象的です。そういった強い印象の中でも一つひとつは2色以上使い丁寧に塗られています。花の内側からの重ね塗りが素敵で、ピンクと緑で塗られたかぼちゃの色合いがかわいくて好きです。若々しく躍動感あふれる作品です。

 

きずな賞 「バレリーナ」 尾立孝子様 (あおぞらケアグループ武拠点)

審査員のコメント

・ 色とりどりの衣装とバックの花が美しく、ブラジルのリオのカーニバルの衣装のような雰囲気ですが、色の塗り方も相まってふわふわ柔らかそうな印象を受けます。特にスカートにいたっては、賑やかなバックの色彩と対照的に淡い水色で淡いタッチで塗られているため、とにかくふわふわです。触ってみたくなる作品です。

 

きずな賞 「春近し」 山口和歌子様 (グループホームいこいの泉)

審査員のコメント

・ 辛抱強くバックの青を塗られましたね。そのおかげで花のピンクの迫力が目に迫り、メジロの背のきみどりが安らぎを与えてくれます。そしてこのきみどり色が今の新緑のみどりと重なり、春の香りが鼻に届きそうな気持ちのいい作品です。今年も春がやってきましたね。

 

きずな賞 「初日」 徳光律子様 (グループホームいこいの泉)

審査員のコメント

・今回は絵での応募も多数ありました。初日と題したこちらは、その中のお気に入りの一点です。元日に拝む初日の強烈な印象をうまく表現されました。 空が黄色く輝いているのも良いです。手前の花も作者と一緒に拝み、初日の強烈な印象を受けて卒倒しているようで、それがまたいいですね。

 

笑顔賞 才木シヅ子様   (ほほえみの家薬師)

審査員のコメント

・ヨーロッパに渡った浮世絵をゴッホが模写し、多くの時間を経て日本人がその模写をする。作者にその意図があるかどうかはわかりませんが、 本来の浮世絵を見ていたらこのようなぬり絵にはならないですもんね。 力強いタッチとペンの質感が、ゴッホの模写を見た印象をうまく表現しています。感受性豊かな作品です。

 

笑顔賞 中山淑子様 「鶴」 (ブライアンス御召覧)

審査員のコメント

・月明かりで照らされた富士山のみどりは様々な色をいくつも重ねていて存在感がすごくあります。そしてこれまたいくつかの色を塗り重ねた松と、ピンクの中の黄色がかわいい桃がとてもいい感じです。松と桃の木の茶色も塗り分けているところもポイントです。月がとても美しい作品です。

 

笑顔賞 前田律子様 「梅」 (城山老健施設)

審査員のコメント

・メジロの緋色がとても美しく、ずっと印象に残っている作品です。手前と奥の梅の花の色を変えているところもなんとも詩的で、また枝は深緑色でしょうか、メジロの緋色ととても合い楽しい気持ちにさせてくれます。あれやこれやと作者の意図を深堀りしていくと、どんどん絵の味が濃くなって行き、作者の自由な心を覗くことのできる楽しい作品です。

 

笑顔賞 戸島キミ様 「ぶどう」 (介護医療院おはな)

審査員のコメント

・まず明るい色の葉っぱが日差しの強さを感じさせてくれます。黄色の下地の上にピンクが塗られているのですが、一粒一粒の粒が立ち、瑞々しく美味しそうですがどんな味がするのだろうと気になります。作者のセンスの良さを思わせてくれる作品です。

 

この度は本当に多数の出品をいただきありがとうございました。今回もまたぬり絵を通じ皆様と話す機会が得られたことに大変感謝しております。今回は前回よりもさらにレベルが高く、審査が大変困難でした。この機会を通じ私も自分の教室でぬり絵を取り入れるようになりまして、ぬり絵の楽しさと奥深さを感じているところです。

私は指宿で高齢の方々に向けて絵画教室を開いており、普段うまく描けないと悩んでしまう方でもぬり絵は楽しんでおられます。ぬり絵のいいところはあらかじめ形はあるので正しい色を充てていくというよりは、自分の好きな色、その時に塗りたい色を自由に塗ることのできるところだと思います。そうやって自分の色で遊ぶことにより、見る側と言葉では交わせない、気持ちの会話、心の会話が可能になります。それは実に多種多様で、美しく楽しい気持ちや記憶が表れていて、皆様の作品に触れている時間は私を幸せにしてくれます。

ぜひまた来年も色での会話を楽しみにしております。

アートクラス み屋 永里 関人

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